天草千厳山展望所

　日松島町の千厳山(せんがんざん)（標高162メートル）と高舞登山( たかぶとやま)（標高117メートル）。
　千厳山と高舞登山に設けられた展望所からは、国指定の名勝として知られ、松島の大小無数の島々を一望することができる。

　東に八代海、西に有明海を望み点在する島々と天草五橋を一望できる。

　高舞登山は、頂上の高舞登展望台の間近まで車で行ける。整備された階段を上ると、約3分で展望台に行ける。ここは、「日本の夕日百選」にも選ばれている。
　千厳山もかなり上まで車で行け、広い駐車場があり休憩所も整備されて、貸し切りバスなどの大型車はこちらへ。頂上までは、階段を上って約5分で行ける。

　天草四郎時貞が信徒の将兵を集め島原出陣の祝酒を杓子でくみあったことから手杓子山と呼び親しまれていたが、田村博士が登山してあまりの奇岩怪石に感動し千厳山と命名して今にいたっている。
　特に高舞登山からは夕日が素晴らしい。千厳山には奇岩怪石が点在する中、桜、さつき、あじさいが咲き乱れるそうです。