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佐賀県小城郡芦刈町永田3033-1
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ムツゴロウ(ハゼ科) ムツゴロウは、日本では有明海とその隣に八代海の一部の干潟に棲む珍しい魚で、約1mほどの縦穴式の巣穴を掘って棲んでいます。 潮が引くと穴から出てきて左右の大きな胸びれを使って動きまわり干潟の表面の珪藻を食べます。 行動半径は、自分の巣穴から約1mほどで干潟の上で活動するときは、口に含んだ海水からエラ呼吸をし、体の皮膚を通しても呼吸ができます。 五月から七月にかけて、オスは干潟の上で盛んに背びれを立てたりジャンプしたりします。これは、メスの求愛行動です。冬場は、巣穴の中で冬眠します。 |
シオマネキ(スナガニ科) 干潟に穴を掘って棲む甲羅の幅が約3cmほどのカニでオスはメスより幾分大きく、ハサミは片方が極端に大きく、他方は小さい。 大きいハサミは敵を防ぎ、歩行の際に枝がわりにも使い、小さいハサミは餌を捕り、口に運ぶのに使います。 冬は穴の中で越冬して、春先に現れ、夏から初秋にかけて暑い盛りに動きまわります。 シオマネキという名前は「潮が満ちているときに、ちょうど招いているようにハサミを動かす」ことからこの名前がついたようです。 |
日本一の千満の差! 有明海の潮の満ち引きの差は、六角川河口付近では、なんと最大で約6m、日本一の大きさといわれています。 これは、有明海の地形と潮の流れが影響しあって起きるものと言われています。 潮の流れによって、海の底にきめの細かい土砂が積もって、干潟をつくり続けているのです。 有明海沿岸の土地は、この干潟を囲って干拓した土地が多く、そのため満潮の時には、海面より低くなってしまうところ(ゼロメートル地帯)がほとんど。海岸にある堤防で、高潮が陸まで満ちてくるのを防いでいる。 |
有明海のほかでは、紀伊半島、四国の一部、瀬戸内海、宮崎大淀川、沖縄などで生息が確認されている。 |
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