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轟の滝公園

佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内

撮影日:2006年09月03日

轟の滝のおこり

 轟の滝は、約2500万年前の畑津頁岩層(はたつけつがんそう)という堆積岩(たいせきがん)が広がる台地の上に数百万年前頃から始まった火山活動によってできたものである。
 火山活動によって不動山の虚空蔵山(こくんぞうさん) を形成したり、堆積岩を貫いた溶岩流により段差を生じたり、川の浸食により軟らかい堆積岩は削り取られたりして現在のような滝の景観をつくりだしたものである。
 滝の高さは11m、滝壺の面積は2500平方メートル、平坦部にできた珍しい滝で、滝をつくる岩は溶岩が冷えたもので、その上流にも広く露出している。
 滝下の川底には、削られた2500万年前の堆積岩が広く分布している。
 八世紀に編さんされた肥前国風土記には「川(塩田川)の源に淵(滝壺)あり、深さは二杖(約4m)ばかりなり、岩壁は嶮峻(さか)しくして垣のごとくめぐれり。年魚多にあり。」と記され、奈良時代にすでにこの滝が知られていたことがうかがえ滝の轟く音により位置を知る目印になったとも思われる。
 この滝は、岩屋川内山系と不動山山系の連峰から湧出する清らかな水がそれぞれに流れ出し、塩田川として合流したのちに滝壺へと流れ込んでいる。
付近一帯は、この滝を中心に轟の滝公園として整備したものである。









 
 
 
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