出雲大社

島根県出雲市大社町杵築東195

撮影日:2004年07月18〜19日


出雲大社

 『記紀』によると、祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)は国譲りの代償として、底つ岩根に太い宮柱を深く立てた壮大な神殿を与えられ、これが出雲大社のはじまりという。
 本殿の高さは、太古は32丈(96.96m)、中古は16丈、近古は8丈と伝わる。
 現在の本殿は延享元年(1744)の造営、大社造りの代表で国宝。現在年間72回の祭礼が行われているが、特に旧暦10月10日から約2週間、全国から八百万の神々を迎える「神在祭(かみありさい)」が有名。

現在の拝殿(はいでん)は、昭和34年5月に竣功しました。通常は参拝者の御祈祷が行われ、古伝新嘗祭等のお祭の他、さまざまな奉納行事が行われます。

名工の粋が集められ竣功

昭和28年5月に、荒垣(あらがき)内にあった古い拝殿・鑽火殿(さんかでん)・庁の浄財によって、6年後の昭和34年に総工費1億1千万円をかけ、戦後の本格的な木造建築として      日本一の大注連縄(重さ5t)
屈指の規模を誇る新拝殿が竣功しました。      

設計は、神社建築学の権威である福山敏男博士で、大社造と切妻造の折衷した様式となっています。屋根は銅版ですが、木曾檜材の木造建築で、建坪485.1舎(ちょうのや)が不慮の火のために焼亡してしまいました。当社では、再興の事業に着手し、ただちに高松宮宣仁親王を総裁にいただき、全国の崇敬者の方々0平方メ−トル(約147坪)、高さ12.9メ−トルです。

拝殿宇豆柱の礎石は、愛知県の岡崎石(重量13トン)が運ばれ、工事請負は、桃山時代から長く棟梁の家として続いた伊藤平左衛門氏があたられ、拝殿の錺金具も美術的にも価値あるものをとの考えから、東京芸術大学の山脇洋三・若林作司両教授が設計されました。


日本一の大鳥居(高さ23m)


 



銅鳥居


拝  殿



 御本殿(ごほんでん)は、大国主大神さまがお鎮まりになっておられ、大国主大神さまの御事蹟に対して建てられた宮です。
 高さ約24メ−トルの偉容は、御神徳(ごしんとく)にふさわしく比類のない大規模な木造建築の本殿です。
 「大社造り」と呼ばれる日本最古の神社建築様式の御本殿は、現在国宝に指定されています。御本殿をつつむかのようにそびえる八雲山(やくもやま)を背景にした姿は、たくましい生命力を感じさせ、見るものに感動を与えます。



大国主命


 

 
 
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