三井野大橋

島根県仁多郡横田町三井野

撮影日:2004年07月18〜19日


三井野大橋

 一般国道314号線の広島・島根県境付近の島根県側に位置する橋梁です。
 架設地点は地形が急峻なため、橋梁とトンネルで計画された二重ループ道路の最も高い位置にあります。
 写真に見えるように、交差する道路とは100mを越す高低差があります。
 橋の形式は上下部工の経済性、施工性、景観を重視してあります。
 とりわけ施工的に優れたタイバック式張出工法が採用できるようトラスドアーチ形式が選定された経過があります。
 また、立地条件、施工性、安全性、工程を検討し床版には I 形鋼格子床版が採用されています。

位置/島根県仁多郡横田町三井野 橋長/68.0M
竣工/平成元年12月 支間/22.1M+23.0M+22.1M
施主/建設省松江国道工事事務所 幅員/9.25M
型式/連続鈑桁 鋼重/98t
使用鋼種/SMA490W,SMA400W 設計荷重/TL−20
塗装仕様/耐候性鋼材無塗装 架設工法/トラッククレーン


おろちループ全体

周辺ガイド
近くには島根・広島両県にまたがる標高731メートルの「三井野原」がある。
 夏はオートキャンプ、冬はスキー場として家族連れでにぎわう。民宿・ロッジ28軒、リフト3基、ロープ塔7基などの設備が整っている。
 3段式スイッチバックのある駅・JR出雲坂根には古来より伝わる延命水が湧き出している。水源の森百選に選ばれた「八川水源の森」もある。

 
 
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