着いたのが早朝もあって、まだ営業してなかったはんば亭です。
撮影ポイントを探し求め散策しても見つからず、諦め帰ろうかな。折角だから何か食べて帰ろうと店に近寄ってみると店の中から人の気配。
こんにちはって、店の中へ入ると奥から小母様が顔を覗かせ、まだ、準備中よ!もう少し待ったら準備できるから!時間はあるんでしょ!
どこから来たのっと聞かれたので、福岡から着ました。えっ、九州の福岡から?一人でっとの会話が始まりました。
小母様に撮影ポイントを教えてもらおうと聞いたが、最初は教えたくない口ぶりでしたが、私の思いが通じたのか詳しい道順を教えてくれました。やっぱり、さっき行った道で良かったんだ!
小母様が、先にいってらっしゃい、その間に準備してるからねって行ってくれたので先に行くことにしました。
続きは、項目の「撮影ポイントの入り口」へ。
帰って来ると、小母様達(三人)が一息ついて会話していた。
どうだった?っと聞かれたので、うん、凄く良かったぁ〜、行けて良かったよ。
まぁ、こっちに来て座りなさい!って会話の輪に入り、トウモロコシ食べなさいって勧められ小さいほうを選ぼうとしたら、男の子だったら大きいのにしなさいって!言われ、お茶やりんごパイのパンやゼリーを食べながら会話が始まった。
会話してる内に、小母様が撮影ポイントの場所はね、まえに若いカップルが来てあの急斜面を滑り落ちてヘリコプターで救助され大変な事になったのよ!だから、今は教えたくないのよねって話してくれた。
あの道は、今は本当に危険な場所だから遊び半分で行って欲しくないのよね。だから、教えないようにしてるそうだ!。
あなたは、大丈夫だと思ったから教えたのよ!本当は、教えたくなかったとも。心配するからね。
会話が進むにつれ、店内に飾ってある風景の写真の話やあそこの写真に写ってる方誰だか分かる?見ると歌手の「さだまさし」さんが写ってました。
ここ、下栗の里を表現するために「天空の村に月が降る」という曲を作ったという話もされ、また、あの撮影ポイントにも行かれ写真を撮影されたとも教えてくれました。
ひと時の楽しい時間を過し、まぁ、ゆっくりしていきなさい!もりそばだったね。大盛りよ!・・・。
大盛りのもりそばが運ばれて食べようとしてたら、更に、これはサービスで良いよね!って、「いも田楽」と「こんにゃく田楽」の串を食べなさいってサービスしてくれました。味噌味でとっても美味しかった。
御礼を言って出発することに!小母様がりんごパイのパンも持って行きなさいっと持たせてくれました。お腹が空いたなら食べなさい。
小母様たちへ。
ありがとう!本当にありがとうございました。
短い時間でしたが、こんなにも親切にしていただき胸がいっぱいでした。
今回の一人旅で、こんなにも嬉しいことはありません。一生忘れない想い出になりました。
もう一度、必ず伺います。それまで、元気でいてくださいね。
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